
開放F値1.4の大口径中望遠単焦点レンズ
ニコンから、一眼レフカメラ対応の大口径中望遠単焦点レンズ「AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED」が発売される。発売日は8月26日。FXフォーマットデジタル対応。価格は税込みで233,280円。
F1.4という浅い被写界深度と大きなボケを活かして被写体を印象的な映像で映し出すことができる。
「三次元的ハイファイ(高再現性)」を採用しており、基本的に、ピントが合っている部分の解像力やコントラストを引き上げる効果がある。さらに、ピントが合っている部分から完全にぼけた部分までの連続性的に立体感の向上がるようです。
開放F値1.4の大口径レンズを活かして、ポートレートではメリハリのある写真が期待できる。風景などの遠景の撮影においては、絞りを1段から2段絞り込むことで、鮮鋭感の高い描写が期待できる。
また、遠景の夜景や夕景の点光源を、歪みやにじみの少ない「点」として写す、高い点像再現性も実現しています。一般的な大口径レンズの場合、開放絞りでは、点光源の像が翼を広げた鳥のような形ににじむ、サジタルコマフレアという収差の発生が顕著になりますが、サジタルコマフレアの発生要因を丹念に抑え込むことで、開放絞りから「点が点に写る」描写特性を実現。夜景撮影時にも隅々までシャープに描写します。